...「帝釈様(たいしゃくさま)の御符(ごふ)を頂いたせいか...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...上(かみ)は梵天帝釈(ぼんてんたいしゃく)より下(しも)は恒河沙(こうがしゃ)の諸仏菩薩まで...
芥川龍之介 「道祖問答」
...〈しかも拐帯者(かいたいしゃ)と来ているからな〉昨日の指圧の後味は悪くなかった...
梅崎春生 「幻化」
...如何程苦(にが)り切ったあなたの敵対者(てきたいしゃ)でも...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...紫を含んだ代赭(たいしゃ)に似ている...
中谷宇吉郎 「天地創造の話」
...二人は柴又(しばまた)の帝釈天(たいしゃくてん)の傍(そば)まで来て...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...六 憲法発布と大赦(たいしゃ)それはさて置き妾(しょう)は苦役一年にして賞標(しょうひょう)四個(しこ)を与えられ...
福田英子 「妾の半生涯」
...夕の空に褪赭(たいしゃ)色ににじんでいた...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...八ヶ岳の大きなのびのびとした代赭色(たいしゃいろ)の裾野が漸くその勾配を弛(ゆる)めようとするところに...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...青空にくっきりと限られた代赭色(たいしゃいろ)の岩鼻岬(いわはなみさき)...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
...さて珍な事はインドの『委陀(ヴェーダ)』に雷神帝釈(たいしゃく)を祈る偈(げ)あり「帝釈よ...
南方熊楠 「十二支考」
...帝釈(たいしゃく)第一の后舎支(しゃし)...
南方熊楠 「十二支考」
...」「帝釈(たいしゃく)の湯で...
宮沢賢治 「耕耘部の時計」
...御大赦(ごたいしゃ)の天恩が下ったと思えばこの悲報に...
吉川英治 「親鸞」
...天皇御元服の大赦(たいしゃ)あるによって...
吉川英治 「平の将門」
...柴又の帝釈天(たいしゃくてん)へ吟行した帰り途の昼遊びに...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...大射(たいしゃ)した...
和辻哲郎 「孔子」
...脇立(わきだ)ちの梵天(ぼんてん)・帝釈(たいしゃく)の小さい塑像(日光(にっこう)...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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