...たいしたおやぶんさんだよ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...たいした力でもなかったのですが...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...目の見えない克子をそれと感じて本を尻に敷かれてもたいした文句はいわない健も...
壺井栄 「赤いステッキ」
...心理的にはかなりおかしいと思われるところでも芸の細かさでたいした矛盾を感じさせないで筋を通して行くといったようなところが一二か所あったようである...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...その結果はたいした新しい手掛りが見付かつたわけではありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たいした難行苦行じゃありませんか」お銀のいう言葉を引ったくるように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...たいした値打でございます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そりゃあたいしたことはないけれどね」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...それを桜林とせねばせっかくの努力もたいした好結果を持ちきたさないことを私はひそかに憂えている...
牧野富太郎 「寒桜の話」
...たいしたことではなかった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...着物の線の流れかたは実際たいしたもんだ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...歯っかけのくせに何て姉さんぶるでしょう! 手紙を書いてもらう時の私の待遇はたいしたもので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...たいしたもんじゃないや...
三好十郎 「胎内」
...たいした勢力を持っておいでになったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...たいしたものではないと見てとると...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...「謀反としてはたいした規模のものじゃない...
山本周五郎 「山彦乙女」
...たいした上人(しょうにん)でございまする...
吉川英治 「私本太平記」
...勿論たいした品物を...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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