...その頬にはサロモ王の餘波(なごり)の血こそ上りたれ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...さてこそ上は財閥(ざいばつ)の巨頭(きょとう)から...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...下る道こそ上る道です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...いっそ上梓(じょうし)しようか...
太宰治 「ロマネスク」
...その他およそ上演できるものならいかなる種類のものもいかなる体裁のものも皆演ぜられていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お前こそ上で何をしているんだい」「俺は旅人だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...おのおの方、そのお玉という者をいかなる素性の女子と思召す、姿こそ美しけれ、歌こそ上手なれ、それは彼地(かのち)にてほいとというて人交りのならぬ身分の者、一夜泊りの旅人さえも容易に相手に致さぬ者を、知らぬ土地とはいえ、この甲府へ来て、あの出世、氏(うじ)のうして玉の輿(こし)とはよく言うたもの...
中里介山 「大菩薩峠」
...それでも三千噸(トン)ぐらいな汽船は苦(く)もなくのそのそ上(のぼ)って来ると云うんだから支那の河は無神経である...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...それこそ上田君から笑われるばかりだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それが「より散文に近い」の語意を示すから)およそ上述の如きものは...
萩原朔太郎 「青猫」
...三十人の壮士を一団となし置くこそ上策なれとの説も出でしが...
福田英子 「妾の半生涯」
...凡そ上の一語に理由は尽きてゐる...
三好達治 「測量船拾遺」
...ちょっといいじゃないか」それこそ上の空で...
山川方夫 「愛のごとく」
...のそのそ上がって来た...
吉川英治 「大岡越前」
...(このたびこそ上首尾に)魯粛も心ひそかに喜悦して...
吉川英治 「三国志」
...「高岡の城を先に攻め陥(おと)すこそ上策なれ...
吉川英治 「新書太閤記」
...物腰はどことなく鈍重で家柄なればこそ上席と立てているものの...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...おまえこそ上にいなさい...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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