...その頬にはサロモ王の餘波(なごり)の血こそ上りたれ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...さてこそ上は財閥(ざいばつ)の巨頭(きょとう)から...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...下る道こそ上る道です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...いっそ上梓(じょうし)しようか...
太宰治 「ロマネスク」
...お前こそ上で何をしているんだい」「俺は旅人だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...のそのそ上がり込んで茶の間へ来ると...
夏目漱石 「三四郎」
...それでも三千噸(トン)ぐらいな汽船は苦(く)もなくのそのそ上(のぼ)って来ると云うんだから支那の河は無神経である...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...それこそ上田君から笑われるばかりだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...靴を脱いでのそのそ上がって来た...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...いっそ上方へでも行こうかと思いますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それが「より散文に近い」の語意を示すから)およそ上述の如きものは...
萩原朔太郎 「青猫」
...凡そ上の一語に理由は尽きてゐる...
三好達治 「測量船拾遺」
...ちょっといいじゃないか」それこそ上の空で...
山川方夫 「愛のごとく」
...のそのそ上がって来た...
吉川英治 「大岡越前」
...(このたびこそ上首尾に)魯粛も心ひそかに喜悦して...
吉川英治 「三国志」
...兄者こそ上手(うわて)をこす大鵺(おおぬえ)だわ!」「こやつ...
吉川英治 「私本太平記」
...「高岡の城を先に攻め陥(おと)すこそ上策なれ...
吉川英治 「新書太閤記」
...物腰はどことなく鈍重で家柄なればこそ上席と立てているものの...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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