例文・使い方一覧でみる「そんなこんな」の意味

...そんなこんなで九つも聞きの... そんなこんなで九つも聞きのの読み方
芥川龍之介「鼠小僧次郎吉」

...お住はそんなこんなのせゐか... お住はそんなこんなのせゐかの読み方
芥川龍之介「一塊の土」

...そんなこんなが余程機嫌を悪くしたと見えて... そんなこんなが余程機嫌を悪くしたと見えての読み方
薄田泣菫「茶話」

...そんなこんなでこの数年... そんなこんなでこの数年の読み方
林不忘「安重根」

...そんなこんなで葉子もすっかり気を腐らしていた... そんなこんなで葉子もすっかり気を腐らしていたの読み方
徳田秋声「仮装人物」

...そんなこんな事情から... そんなこんな事情からの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...どう根拠があるということは、当人には無論わからないが、駒井船長や、田山白雲の会話を聞き、また船長から口うつしのお松の筆記の席に侍し、そんなこんなで、うろ覚えが興に乗じて、前後左右、交錯したり、焼直されたりして、飛び出して来るのですが、今の歌もまさしくその反芻（はんすう）に相違ない... どう根拠があるということは、当人には無論わからないが、駒井船長や、田山白雲の会話を聞き、また船長から口うつしのお松の筆記の席に侍し、そんなこんなで、うろ覚えが興に乗じて、前後左右、交錯したり、焼直されたりして、飛び出して来るのですが、今の歌もまさしくその反芻に相違ないの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...そんなこんなの蟠（わだか）まりから... そんなこんなの蟠まりからの読み方
夏目漱石「明暗」

...」そんなこんなで... 」そんなこんなでの読み方
長谷川時雨「朱絃舎浜子」

...そんなこんな、様々な事情を知つてゐるので執達吏は、「あの合唱の場合に君の歌ふ姿は就中息苦し気だ...
牧野信一「歌へる日まで」

...そんなこんなで自分はカフヱを好まない... そんなこんなで自分はカフヱを好まないの読み方
水上瀧太郎「貝殼追放」

...そうでしょう？そんなこんなが一応片づいて午後四時すぎ... そうでしょう？そんなこんなが一応片づいて午後四時すぎの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...そんなこんなで... そんなこんなでの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...そんなこんなで私は帰ってからも相当でした... そんなこんなで私は帰ってからも相当でしたの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...そんなこんなのいきさつでしょう... そんなこんなのいきさつでしょうの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...そんなこんなでまあ... そんなこんなでまあの読み方
山本周五郎「菊千代抄」

...そんなこんなの思慮はなく... そんなこんなの思慮はなくの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...そんなこんなを中根氏から話されてみると... そんなこんなを中根氏から話されてみるとの読み方
吉川英治「折々の記」

「そんなこんな」の書き方・書き順