...そろってみごとなつばさだ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...五十人ほどの参会者がそろいもそろって毛髪をそって...
海野十三 「火薬船」
...そろいもそろって無類の善人ばかりだった...
江戸川乱歩 「疑惑」
...みんなそろって矢をつがえました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...一家そろって無愛想であった...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...カンナや朝貌(あさがお)が咲きそろって綺麗(きれい)だった...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...明日の朝早く皆でそろっておいでよ」男はそう言いいすてて...
豊島与志雄 「影法師」
...時とすると二人そろって...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...揃いもそろって縹緻よし...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...好(よ)くもあんなにそろって面を持出したとおもったが――飛んだ役に立てたものだな...
牧野信一 「鬼涙村」
...そろいもそろって屈強な舟大工さ...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...ついで「闘技者はそろっているのか...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...先方にゃ大砲から小砲(こづつ)チャンとそろっていて...
三好十郎 「斬られの仙太」
...昔のままに飾りつけのそろっていることは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...嵯峨野(さがの)の御堂(みどう)に何もそろっていない所にいらっしゃる仏様へも御挨拶(あいさつ)に寄りますから二...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...同様に五体そろってはいるがほんのぼうやであるから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...家族そろって生きてゆくということは...
山本周五郎 「竹柏記」
...皆たわけがそろってしまう...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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