...それ自身が書く紙を支持する役に立つ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...またそれ自身の仕方でいっそう判明でさえあったから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...それ自身偶然性との弁証法的な統一の下に...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...測定の物理学的手続き(そういう一種の新しくつけ加わる物理現象)それ自身によって...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...例えば三六年六月十九日の北海道に於ける皆既食観測というようなそれ自身一つの社会的事件ででもある場合を除けば...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...芸術することそれ自身の中に興味を持たない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...實在的他者の象徴としての意義を獲得せず又それ自身實在者の位に据ゑられることなしに...
波多野精一 「時と永遠」
...「それ自身」という言葉によって意味する観念と...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...それ自身で正しいにかゝはらず...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...すでにそれ自身で十分な歓びであるのに」と...
正宗白鳥 「軽井沢にて」
...またそれ自身において最高度に狭隘な偏頗な不当なものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それ自身だけをかてにしている笑いの波が...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...懐疑はそれ自身消極的...
三木清 「語られざる哲学」
...しなやかな顔つきはのびのびとそれ自身夢のように静まり...
室生犀星 「みずうみ」
...機械それ自身の性質が美の創造を阻止する場合が起る...
柳宗悦 「工藝の道」
...その高さそれ自身が永続の原因となることもあろう...
柳田國男 「地名の研究」
...政治目的を達することそれ自身は...
矢部貞治 「政治学入門」
...だから芸術が僧院内でそれ自身の活動を始めるということは...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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