...それ自体はさほど重大なものではない...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...「見る存在」それ自体が商品化されている...
中井正一 「「見ること」の意味」
...直ちに物それ自体の実有相を表現する...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...しかし事件それ自体...
浜尾四郎 「死者の権利」
...それ自体耐えられない重荷になって来た...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...それは「われわれが生きのびたことそれ自体が...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...そのままで原罪それ自体なのだ...
三好十郎 「その人を知らず」
...目的と手段とをそれ自体のなかに同時に統一的に完結させており...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...それ自体不幸でも苦痛でもなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...われわれが多くの場合それらのものそれ自体を評価しようとして見るのではなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それ自体がいかに立派に見えても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これらの考察はそれ自体きわめて軽率であるばかりでなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...物事はそれ自体恥ずかしきものにあらざるも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(クラウディアヌス)* ビザンチンの皇帝 Flavius Mauricius Tiberius.(c)最初の残酷はただそれ自体のために行われる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...決してそれ自体色がうすれてもあせてもいないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしはこの都それ自体がすきなのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...生きていることそれ自体を楽しんでいる生命に見える...
吉川英治 「随筆 新平家」
...描くことそれ自体が天性好きらしい...
吉川英治 「随筆 新平家」
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