...293P.2361.彼は恰も何等おそれるものがないかの如くに語る...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...変化も偶然もおそれる必要はない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...多かれ少なかれわれわれの恥辱ではないかとわたしはおそれるものである――「自分のうちのけものに適当な場所をわりあて自分の心の叢林を拓(き)りひらいた人は何と幸福であろう!…………………………自分の馬...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...その人が道を外(そ)れたら、自分もそれる...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...手がわきにそれることもあった...
豊島与志雄 「霧の中」
...この秋の初め我が国を襲う颱風は大抵太平洋上にそれるので...
中谷宇吉郎 「雑記」
...明るいところをおそれるように...
新美南吉 「名なし指物語」
...ともに『歴史家』の読者から無縁なことをおそれるが...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...しかし別にお父さんの学問をおそれるわけじゃないよ...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...小母さんが危険をおそれるのと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...かれは女の蒼白い顔を見ることをおそれるもののように努めて視線を避け...
室生犀星 「香爐を盗む」
...ここにいささか脇道にそれるようだが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もし生れ故郷以外の土地で死ぬことをおそれるなら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...決してもう家柄血統などというだいそれたものは」「べつにだいそれるとか...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...話の筋をそれるから後まわしにする...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...あんな所で」「…………」父の兵助の耳をおそれるように「あら...
吉川英治 「銀河まつり」
...鎌倉の鼻息(びそく)をおそれる者でしかない...
吉川英治 「私本太平記」
...それまでも世の耳目(じもく)をおそれる秘密がおありとみえる」痛いところを罵(ののし)った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索