...のそりのそり歩いて行く...
芥川龍之介 「芋粥」
...ただのっそりつっ立っている姿を...
太宰治 「黄金風景」
...まるで興味ないらしいね」「そりゃそうさ...
太宰治 「人間失格」
...僕の傍(そば)にひっそりと立っていて...
太宰治 「パンドラの匣」
...」「そりゃあ私は自分のつながりですもの...
壺井栄 「一つ身の着物」
...キリストはこっそりと...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ひっそりとしている...
豊島与志雄 「或る日の対話」
...「まるでごっそりやっちまうんだからな...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...「わたしが、お前さんに聞きたいことと、それから頼みたいことというのは、あの、お前さん、ここのお屋敷にお客様がおありでしょうね」「お客様?」「え、え」「そりゃ、これだけのお屋敷だからお客様もあるだろうさ」「いいえ、そのお客様というのはね、人に知れては悪いお客様なのよ」「はははは」米友は苦笑(にがわら)いして、「人に知れて悪いお客様なら、俺(おい)らにも知れようはずがなし、お嬢さん、お前にだって知れるはずがなかろうじゃねえか」「それでも、わたしにはよく知れているのよ」「知れてるなら、俺らに聞かなくってもいいじゃねえか」「米友さん、お前さんは相変らず理窟を言うからいけません」「だって」「そのお客様はお前……牢から出た人なのよ」お松が四辺(あたり)に気を置いて小声で言うと、「エ、エ?」米友が、やや狼狽(うろた)えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...家も心もひっそりとしたうちに...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...のそりと火鉢の傍(そば)へ坐って...
夏目漱石 「門」
...三年前からこつそり江戸へ潜(もぐ)り込み...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...素直でそりゃ心掛けの良い人だから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ピヤノを叩いているひっそりした階級があるのだと思うと...
林芙美子 「新版 放浪記」
...しかし、そりゃ、病気になって、過敏になってしまった良心――ザンゲ病――自分が犯しもしない罪を自分が背負ってむやみとザンゲする――と言うのが有るそうです、それだ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...宵のうちだというのに宿はひっそりとして...
山本周五郎 「新潮記」
...鏡台の抽出(ひきだし)から油紙に包んだ剃刀(かみそり)を取り出して人目につかない小屋の中でそれを研(と)いだ...
横光利一 「笑われた子」
...こつそり懸けて樂んでゐるものなのであるが...
吉川英治 「折々の記」
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