...杣人(そまびと)を驚かしつづけたことを...
中里介山 「大菩薩峠」
...」宇田川町の大人とは敵討物の大御所南仙笑(なんせんしょう)楚満人(そまびと)のことであった...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』に杣人(そまびと)や猟師が熊狼から女根まで決して本名を称(とな)えぬ例を挙げ...
南方熊楠 「十二支考」
...さて杣人(そまびと)一日山に入りて儲けなく...
南方熊楠 「十二支考」
...杣人(そまびと)の類か...
百瀬慎太郎 「案内人風景」
...楚満人(そまびと)と云った時代から竜池と相識になってこの遊の供をした...
森鴎外 「細木香以」
...十一年には父の友楚満人(そまびと)が狂訓亭春水と号した...
森鴎外 「細木香以」
...出羽の荘内の山中でも杣人(そまびと)がこれを拾ってきて...
柳田国男 「山の人生」
...林の奥か藪(やぶ)の蔭か足跡を尾けられぬ処へお隠れください」「杣人(そまびと)か猟人などではないのか」「違います...
山本周五郎 「夜明けの辻」
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