...その傍杖(そばづえ)が帝国ホテルのダンス場の剣舞隊闖入となった...
内田魯庵 「四十年前」
...どえらい傍杖的(そばづえてき)被害を喰(くら)う虞(おそ)れが十分に看取(かんしゅ)されたものだから...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...かくてはわたくしが傍杖(そばづえ)をくうおそれがあるので迷惑だから...
海野十三 「地軸作戦」
...運わるく側杖(そばづえ)をくって斬り倒された「モニカの千太郎」という街の不良少年があった...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...馬まで傍杖(そばづえ)を食わして殺すのは非道(ひど)い...
谷譲次 「踊る地平線」
...この前のあの新聞の事件が雪子に飛んだ傍杖(そばづえ)を食わせたところから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...側杖(そばづえ)喰(く)って右の手を痛めた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...彼らは側杖(そばづえ)を食うようなことをしたくなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...見ていた男女も傍杖(そばづえ)を恐れて去る...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...うしろに切火(きりび)打かくる女房の顔もこれが見納めか十人ぎりの側杖(そばづえ)無理情死(しんぢう)のしそこね...
樋口一葉 「たけくらべ」
...うしろに切火(きりび)打(うち)かくる女房(にようぼう)の顏(かほ)もこれが見納(みおさ)めか十人(にん)ぎりの側杖(そばづえ)無理情死(むりしんぢう)のしそこね...
樋口一葉 「たけくらべ」
...六月一日の銀行ギャング事件の迸(そばづえ)を恐れて東京へ逃避し...
久生十蘭 「金狼」
...そばづえ食うな」ぼつぼつ...
吉川英治 「私本太平記」
...――でないと側杖(そばづえ)を食う...
吉川英治 「宮本武蔵」
...傍杖(そばづえ)くって...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺