...道のそばで苺(いちご)を摘んでおりました...
ストリンドベルヒ August Strindberg 有島武郎訳 「真夏の夢」
...あの女のひとのそばから出て来てしまったんだい?」と...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪だるま」
...そばの大きな肉のはしの...
鈴木三重吉 「やどなし犬」
...ジナイーダはわたしを自分のそばの席に着かせた...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...そのそばにむしろさびしくひとり咲いていた...
寺田寅彦 「柿の種」
...そのそばを離れたくなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...其(そ)れをば長吉(ちやうきち)は必ず待つてゐる様子(やうす)で其(そ)の時間頃(ごろ)には一足(ひとあし)だつて窓の傍(そば)を去らない...
永井荷風 「すみだ川」
...日夜お傍(そば)に親しむことのお出来になるのを...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...それからもう一人の紳士はぶるぶる顫へながら支那そばの屋台店へ首を突込む...
原民喜 「夜」
...うすぼんやりと焚火のそばへ跼みこむと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...実際すぐそばにいて明日にもあの人とどこかへ行ってしまうのかも知れないし...
平林初之輔 「オパール色の手紙」
...リカビーがそばに座ったので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...中宮が今日の夕方からお胸を苦しがっておいであそばしたのが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...店を開けて商売をしているのは蕎麦屋(そばや)の蓮玉庵と煎餅屋(せんべいや)と...
森鴎外 「雁」
...ニールスのそばを離(はな)れました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...その火の側(そば)に小屋を作る風があるならその作法...
柳田国男 「年中行事覚書」
...董卓のそばを離れず...
吉川英治 「三国志」
...「どうぞおそばにお置き給わりませ...
吉川英治 「私本太平記」
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