...川のそばの大きな砂糖工場がたっているところにメキネズさんの家がある...
アミーチス 日本童話研究会訳 「母を尋ねて三千里」
...鼻の上のそばかすとがラン子の気に入った...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...しかしコラント亭のそばに入り口があるプティート・トリュアンドリーの隧道(すいどう)は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...爐のそばに坐って...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...そんな風なのでひとしお寂しがって私がゆくと「寂しいからそばへよって手をもってちょうだい」ということがよくある...
中勘助 「妹の死」
...先生の宅(うち)へ帰るには私の下宿のつい傍(そば)を通るのが順路であった...
夏目漱石 「こころ」
...私は傍(そば)に居てこの様子を見て居て「ドウモ無鉄砲な事を言う奴だ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ふくやさんは だんろのそばに すわりなおして...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「グロスターのふくやさん」
...その墓にもひとりでに深い傷ができてゐたのだつた……おえふはそばで...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...王樣(わうさま)のお側(そば)には...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...そのけむりはうちのかまどのそばでかぎ慣(な)れたかしの葉のにおいがするようであった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...東宮の御上についてのことなどには信頼あそばされることを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お取り返しになれますほどおしあわせにおなりあそばされたのでしょうに」尼のこの言葉を常陸夫人は喜ばなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...傍(そば)にある軍刀を取らずに...
森鴎外 「金貨」
...だれもそばにいてくれないのが...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...お嘆きあそばすことは少しもございませんですよ」「聞きたくない...
山本周五郎 「菊千代抄」
...すぐおいであそばしますか」「もう少しお稽古があります...
山本周五郎 「菊屋敷」
...鍋へ空(あ)けかけていた蕎麦粉(そばこ)の袋を取り落して...
吉川英治 「宮本武蔵」
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