...その後のものを集めた第三を加へて...
阿部次郎 「合本三太郎の日記 序」
...その後(ご)の模様を訊かうとして...
薄田泣菫 「茶話」
...氏の腹中にはその後『朝日新聞』紙上に連載した「虞美人草」の稿案が組み立てられつつあったのであった...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...二人に共通の知人のその後の消息をたずね合ったりして...
太宰治 「人間失格」
...その後杜陽は桟道を通ったことがあったが...
田中貢太郎 「陳宝祠」
...これがその後二十年ばかりの内に...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その後を継いだ私の父は...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...矢五太夫が、廊下へ、荒い足音を立てて、自分の部屋の方へ行く、後方から、若党が、女中が――そして、行手の部屋から、女房と、その後方に、七瀬とが、出て来て「何か?」と、不安そうな表情をして、出迎えた...
直木三十五 「南国太平記」
...そして知らず知らずその後を追うて仲店(なかみせ)の尽(つき)るあたりまで来たが...
永井荷風 「すみだ川」
...」「君子さんの方はその後どうしているんだね...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...その後の新撰組の状態と...
中里介山 「大菩薩峠」
...その後(あと)からまた違った顔が見えた...
夏目漱石 「門」
...ツルとはその後、同じ村にいながら長いあいだ交渉(こうしょう)をたっていたが、私が中学を出たときおりがあって手紙のやりとりをし、あいびきもした...
新美南吉 「花をうめる」
...ルテティアはその後ローマ帝国の支配の下に次第に繁栄し...
野上豊一郎 「パリの地下牢」
...「その後島五六郎樣の方は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...源助町のときには成程(なるほど)双刀を挟(さ)して、刀は金剛兵衛盛高(こんごうびょうえもりたか)、脇差は備前祐定(びぜんすけさだ)、先(ま)ず相応に切れそうな物であったが、その後、間もなく盛高も祐定も家にある刀剣類はみんな売(うっ)て仕舞(しまっ)て、短かい脇差のような物を刀にして御印(おしるし)に挟して居たが、是(こ)れに就(つい)ても話がある...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...七藤森成吉氏の「その後の旧先生」(「新潮」)は...
牧野信一 「海浜日誌」
...昼飯刻(どき)でその後の半刻休みを楽しんでいるのであろう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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