例文・使い方一覧でみる「そのはず」の意味
スポンサーリンク...それも、そのはずである... 
芥川龍之介 「偸盗」
...そのはずみに、上から土がおちてきたんだよ...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...「それもそのはずです...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...「そのはずはない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...それはそのはずです...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのはずです、中にあった光は、高くあの六角燈籠の上へうつされているのですもの...
中里介山 「大菩薩峠」
...それはそのはずで...
中里介山 「大菩薩峠」
...それもそのはずで...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...それもそのはず、青柳又八郎というのは、尾州（愛知県）名古屋の家来ですが、ふしぎな刀法と人にすぐれた気力で、藩中にも敵がないといわれた邪剣の使い手、天魔太郎はじつに大へんなものを敵にまわしてしまったわけです...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...そのはずみにおれのほうがモオリーよりも深く沈んでしまった...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...それはそのはずである...
森鴎外 「沈黙の塔」
...そのはずみに、ふたが開（あ）いて、中にはいっている春の花が見えました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...それもそのはずである...
柳宗悦 「北九州の窯」
...そのはずみに籠の底が脱けてバッタリ落ちたので...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...亀泳（かめおよ）ぎをしてもがきましたが、そのはずみに、かれの手を離れて、駒の足元へカラリと落ちた一個の箱がありました...
吉川英治 「江戸三国志」
...おまえさえいれば、こんな野武士（のぶし）のはずかしめを受けるのではないのに……」唇（くちびる）をかんで、転々と身もだえしていると、なにか、とん、とん、とん……とからだの下の地面がなってくる心地がしたので、「はてな？ ……」と身をおこすと、そのはずみに、目のまえの、二尺（しゃく）四方ばかりな一枚石が、ポンとはねあがって、だれやら、覆面（ふくめん）をした者の頭が、ぬッとその下からあらわれた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そのはずみに、相手のかぶっていた獣（けもの）の皮（かわ）が、勢（いきお）いよく、蛾次郎の手に引きはがれたので、「あッ、てめえかッ」と、かれははじめて、相手の全姿（ぜんし）をみてぎょうてんした...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そのはず、梁中書（りょうちゅうしょ）夫妻から蔡（さい）大臣へ贈らるべき金銀珠玉は、ここに道をかえてしまったのだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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