...この女性(じょせい)こそは相州(そうしゅう)三浦(みうら)新井城主(あらいじょうしゅ)の嫡男(ちゃくなん)荒次郎(あらじろう)義光(よしみつ)の奥方(おくがた)として相当(そうとう)世(よ)に知(し)られている人(ひと)なのであります...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...四百年(ねん)といえば現世(げんせ)では相当(そうとう)長(なが)い星霜(つきひ)でございますが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...そうとう重い刑罰をうけなくてはならないであろう...
海野十三 「怪星ガン」
...そうとう苦戦をするであろうという見とおしだった...
海野十三 「海底大陸」
...そうとうな時間がかかります...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...そうとう力は強いつもりですが...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...これはめずらしい! 貴様はそうとうにつかえるな」チャリンチャリンとはげしく斬りむすぶこと二...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...ブュジョー将軍が公然のパリーを掃蕩(そうとう)している間に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そうとう磨きがかかっている...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...外様(とざま)大名のうちでもそうとうな大藩だが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...氷相当官(こおりそうとうかん)なのだ...
宮沢賢治 「インドラの網」
...もとはそれでもそうとうに暮して居たんだがきりょうのぞみでもらった後妻が我ままでさんざん金をまいたあげくにさとに逃げて行ったんだものだからやけ半分でよけいにひどくなったんだよ」とここまでおっしゃって一寸煙草を一服なさる...
宮本百合子 「同じ娘でも」
...まず是らの抵抗力の弱い者から掃蕩(そうとう)せられるのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...煙草でそうとう儲けているらしいな」ある日...
山川方夫 「その一年」
...賊を掃蕩(そうとう)してくれれば...
吉川英治 「三国志」
...次(つぎ)におこる驚天動地(きょうてんどうち)の争闘(そうとう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...次々に織田の掃討軍(そうとうぐん)の威力に整理されていった...
吉川英治 「新書太閤記」
...朝廷直々(じきじき)の掃討(そうとう)軍ですら...
吉川英治 「新・水滸伝」
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