...そうすると、そこへ熊野(くまの)の高倉下(たかくらじ)という者が、一ふりの太刀(たち)を持って出て来まして、伏(ふ)し倒(たお)れておいでになる伊波礼毘古命(いわれひこのみこと)に、その太刀をさしだしました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...そうすると足がつめたくなるもんだからそういうの...
ストリンドベルヒ August Strindberg 森鴎外訳 「一人舞台」
...その体を借りるつもりだ」「そうすると...
田中貢太郎 「ある神主の話」
...そうするとまずぼんやりとおおよその見当がついて来るが...
寺田寅彦 「案内者」
...」「そうすると、未成年者は、お兄さま一人と、天下の処女たちね...
豊島与志雄 「自由人」
...そうすると、悄気(しょげ)ていた道庵先生が少しくハズミ出して、「さあ、そこへ行くとこの道庵なんぞは大したもんだぜ...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうすると早くも認めた丑寅(うしとら)の方一隅に向って...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうすると松煙の煤の性質と一応考えてみるのが自然である...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...そうすると、広田先生がむくりと起きた...
夏目漱石 「三四郎」
...そうすると片方は片方だけの性格しか具(そな)えていないようになる...
夏目漱石 「模倣と独立」
...「酒井博士は、亜砒酸中毒だと言うそうですが、そうすると、他殺の疑いもある――」「エ、エ?」千種十次郎は弾き上げられたように起ち上りました...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...そうすると必ず、きょうよりもあす、あすよりもあさってと、仕事がずんずん上手になっていくように思います...
羽仁もと子 「女中訓」
...そうするとその仕事はきっと五時には済む...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...そうすると、こちらはほとんどものをいうことができんからな」「あなたは建築用の荷の引渡しにきたんですね」ゲルステッカーはうなずき、従僕をわきへ引きよせ、彼に何か低い声で話した...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...そうすると、その眼のただれてみじめに縁取(ふちど)られているのがよく見えた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「墓地へゆく道」
...そうすると見世物小屋の主人は今度は中に這入って来て...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...そうすると、すこし真面目に芸術を感じるひとは、そこにある明日へのび得る芸術の本質を、どっちに在るかおのずから考えるでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そうするとその禽獣(きんじゅう)...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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