...ウォタア・ラレイの再登場によっていっそうこんがらがったものとなった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...いかに早婚(そうこん)の時代だとしても...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...そうそうこんな事が広告に書いてありますの『ボタンをおすべし...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...草根木實(そうこんもくじつ)より採(と)りたる澱粉(でんふん)を(に)たるものも其一ならん...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...「D坂の殺人事件」においては二人の女の背中に無数の創痕(そうこん)があるという事実から...
平林初之輔 「日本の近代的探偵小説」
...右の千手崎(せんじゅがさき)は延暦三年四月に勝道上人(しょうどうじょうにん)が湖上で黄金の千光眼(せんこうがん)の影向(ようごう)を拝し玉ひしゆゑ爰に千手大士を創建(そうこん)し玉ひ補陀楽山千手院(ふだらくさんしんじゅいん)と名付玉ふたといふことである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...顔に王の爪痕(そうこん)を留(とど)めて死したりといふ...
森鴎外 「うたかたの記」
...瘡痕(そうこん)のかさぶたが取れるまでもさして時日はかからない...
山本周五郎 「青べか物語」
...喰べられる草根(そうこん)を摘(つ)み集めたり...
吉川英治 「私本太平記」
...採集してきた草根木皮(そうこんもくひ)を一掴(つか)みつかんで見せていたが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...漢曲の月騒恨(げっそうこん)をひとくさり吹いた...
吉川英治 「八寒道中」
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