例文・使い方一覧でみる「そうこう」の意味

...倉皇（そうこう）と鎌倉から東京へ向った... 倉皇と鎌倉から東京へ向ったの読み方
芥川龍之介「点鬼簿」

...苟（いやしく）も一個の士人たる徳義（とくぎ）操行（そうこう）において天下後世に申訳（もうしわけ）あるべからず... 苟も一個の士人たる徳義操行において天下後世に申訳あるべからずの読み方
石河幹明「瘠我慢の説」

...そうこうするうちに自分が人を打ってるような気持になった... そうこうするうちに自分が人を打ってるような気持になったの読み方
魯迅井上紅梅訳「阿Ｑ正伝」

...いま時分「葬送行進曲（そうそうこうしんきょく）」をやっているのだろう... いま時分「葬送行進曲」をやっているのだろうの読み方
海野十三「空襲葬送曲」

...百貨店ビルディング紛失事件！消えたビルディングそうこうしているうちに...
海野十三「地中魔」

...そうこうする間（ま）につい三十年うっかりと過ごして... そうこうする間につい三十年うっかりと過ごしての読み方
徳冨蘆花「小説　不如帰」

...」そうこうするうちに... 」そうこうするうちにの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...殿様でございましたか？」一学は倉皇（そうこう）として... 殿様でございましたか？」一学は倉皇としての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...何を落したんだい」「昨日（きのう）電車の中で草稿（そうこう）を失って――」「草稿？　そりゃ大変だ... 何を落したんだい」「昨日電車の中で草稿を失って――」「草稿？　そりゃ大変だの読み方
夏目漱石「野分」

...野沢屋茂木氏には糟糠（そうこう）の妻があった... 野沢屋茂木氏には糟糠の妻があったの読み方
長谷川時雨「明治美人伝」

...そうこうしているうちに... そうこうしているうちにの読み方
ジョナサン・スイフト　Jonathan Swift 原民喜訳「ガリバー旅行記」

...そうこうしているうちに帝国劇場が出来ました... そうこうしているうちに帝国劇場が出来ましたの読み方
三浦環「お蝶夫人」

...愴惶（そうこう）として階段を駈け降りた... 愴惶として階段を駈け降りたの読み方
夢野久作「少女地獄」

...曹洪（そうこう）の二大将は... 曹洪の二大将はの読み方
吉川英治「三国志」

...口川（そうこうせん）の魏軍は... 口川の魏軍はの読み方
吉川英治「三国志」

...いわば糟糠（そうこう）の妻振りを... いわば糟糠の妻振りをの読み方
吉川英治「私本太平記」

...宋公明（そうこうめい）その人こそ... 宋公明その人こその読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...倉皇（そうこう）と見送りに出... 倉皇と見送りに出の読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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