...全然(ぜんぜん)未知(みち)のお方(かた)なのにも係(かかわ)らず...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...ぜんぜん根拠がない...
海野十三 「第五氷河期」
...ぜんぜん何も聞こえて来ない...
海野十三 「超人間X号」
...ぜんぜんないのですから...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...他方においては幾千万の人間は漸々(ぜんぜん)貧困となり餓(うえ)に迫られてはだんだん安い給金にも甘んじて...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...盛んにいいふらした――それに反してぜんぜん逆な噂話も流布されている...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...ぜんぜん問題にならない...
中谷宇吉郎 「貝鍋の歌」
...ぜんぜん見えなくなる...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...遥(はる)かに対岸の往来(おうらい)を這(は)い廻る霧の影は次第に濃くなって五階立(だて)の町続きの下からぜんぜんこの揺曳(たなび)くものの裏(うち)に薄れ去って来る...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...ぜんぜん起こらなかった...
新美南吉 「屁」
...前置詞や副詞やはてはぜんぜん何の意味もない助詞をもってしたということである...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...その後ち官家の制度も漸々(ぜんぜん)と具備するようになり...
穂積陳重 「法窓夜話」
...天候はぜんぜん予想を裏切って素晴らしく晴れ上がってしまった...
松濤明 「春の遠山入り」
...時間はぜんぜん分らない...
松濤明 「春の遠山入り」
...故人までも合せれば漸々(ぜんぜん)とその数が多くなって来て...
柳田國男 「名字の話」
...からだはぜんぜん丈夫だったよ」一人が...
山川方夫 「夏の葬列」
...ぜんぜん理解ができないわけです」「堤防についてなにか申しておるのか」図書助が初めて振返った...
山本周五郎 「半之助祝言」
...墨色といひ大和絵の浜松図などの形式をぜんぜん無視した斬新なできばえで...
吉野秀雄 「長谷川等伯の「松林図屏風」」
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