...ずるい潜水艦だ...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...だれからもずるい男だと言われないように...
竹内浩三 「鈍走記(草稿)」
...秋は、ずるい悪魔だ...
太宰治 「ア、秋」
...「君たちだって、ずるいんだ...
太宰治 「乞食学生」
...ずるいのだぞ...
太宰治 「八十八夜」
...邑宰(むらやくにん)はずるいので...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「促織」
...ずるい性質だというのが悪いならば...
豊島与志雄 「理想の女」
...元来女のような性分で、ずるいから、仲がよくなかった...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...ずるいわ、よし坊ちゃんたら...
新美南吉 「病む子の祭」
...ずるい人間のやうにも考へられて来る...
林芙美子 「浮雲」
...ずるいンだから……」「運がよかつたね...
林芙美子 「浮雲」
...『ブロックはずるいだけだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...ずるいB国海軍だからね...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...――ずるいB国、南洋に大軍港をきずいて、ひそかに東洋の大乱をねらっているB国海軍...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...」「まあ、ずるい、あたしのいうのは、わかいかたのほうよ...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...ヴェールから目元だけ出すのも何とずるい技巧でしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ずるいあひるさんが窓の外からのぞき込んであかんべをいたしました...
村山籌子 「耳長さん と あひるさん」
...そのかわりおれになにをくれる」と蛾次郎はずるい目を光らした...
吉川英治 「神州天馬侠」
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