...敵の勢力を消耗した好機に乗じ攻勢に転ずるいわゆる「火力主義の攻勢防禦」を大規模にした形で最後の勝利を得たのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...極めてずるい方法だが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ずるい手を考えて...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...秋は、ずるい悪魔だ...
太宰治 「ア、秋」
...ずるい感じのおじいさんでした...
太宰治 「誰も知らぬ」
...ずるい、ずるい...
太宰治 「火の鳥」
...さき程よりストオヴの暖気、ヴアイオレツトの香(かほり)、嬌紅(けうこう)艶紫(えんし)の衣の色、指環(ゆびわ)腕環(うでわ)の金玉の光、美人(と云はむは偽(いつはり)なるべし、余は不幸にして唯一人も美人をば夜会の席に見る能はざりければ)の微笑、勲章大礼服の閃き、などに射られて少々逆上(のぼせ)気味の、長座せばいよ/\のぼせて、木曾殿も都化(みやこくわ)して布衣(ほい)を誇る身の万一人爵(じんしやく)崇拝と宗旨変(しゆうしかへ)でもしては大変、最早こゝらが切り上げ時と、先刻よりはなればなれになりし兄を尋ぬるに、これはずるい、いつかさつさとお帰りになつて居る...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...何かずるい目算があってだと思うかい? それは違うよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...とてもずるい三人の泥坊(どろばう)が...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...その三人のうちで誰(たれ)が一番ずるいか...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...ずるいや」「鬼瓦」はそういってつめ寄ってきました...
豊島与志雄 「天狗笑」
...ずるい土田八郎氏は...
浜尾四郎 「死者の権利」
...欲張りでずるい陰険な目に気づいて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...」「まあ、ずるい、あたしのいうのは、わかいかたのほうよ...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...ずるいフレッドにむかって...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...ではいい年を迎えましょう、寿江子や林町へ下った手紙、きのうお土産に見せてくれました、この枕の横にあります、皆はずるいから、こういうものをもって来さえすれば大きい顔をしているの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あなたは何とずるいだろうと感服するの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...森の中へはいッて見ると、小草(おぐさ)の二三寸延びた蔭または蚊帳草(かやつりぐさ)の間などから、たおやめの書いた仮名文字ののしという恰好(かっこう)で、蕨(わらび)が半身を現わしていた,われわれはこれを見ると,そらそこにも! おお大層に! ほらここにも! なんとまア! などとしきりに叫びながら小躍(こおど)りをして採り始めた,始めのうちは皆一とこで採ッていたが、たちまち四五間七八間と離れ離れになッて採り始めた、そして一本の蕨を二人が一度に見つけた時などは、騒ぎであッた,「あれ私が見つけたのだワ!」「あらまア! お嬢様、おずるい...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
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