...ゲルダは花ぞのの花をのこらずしりました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...吹矢の店から送って来た女はと、中段からちょっと見ると、両膝をずしりと、そこに居た奴の背後(うしろ)へ火鉢を離れて、俯向(うつむ)いて坐った...
泉鏡花 「歌行燈」
...ずしりと、卓子の上に置くと、……先生は一足退(さが)って、起立の形(なり)で、(もはや、お二方に対しましては、……御夫婦に向いましては、立って身を支えるにも堪えません、一刻も早くこの人畜(にんちく)の行為(おこない)に対する、御制裁を待ちます...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...」月、星を左右の幕に、祭壇を背にして、詩経、史記、二十一史、十三経注疏(ちゅうそ)なんど本箱がずらりと並んだ、手習机を前に、ずしりと一杯に、座蒲団(ざぶとん)に坐(すわ)って、蔽(おい)のかかった火桶を引寄せ、顔を見て、ふとった頬でニタニタと笑いながら、長閑(のどか)に煙草(たばこ)を吸ったあとで、円い肘(ひじ)を白くついて、あの天眼鏡というのを取って、ぴたりと額に当てられた時は、小僧は悚然(ぞっ)として震上(ふるいあが)った...
泉鏡花 「絵本の春」
...ずしりと掌に重いブロオニングを握りしめた...
梅崎春生 「日の果て」
...ずしりと重いものを突っ掛けた...
海野十三 「暗号の役割」
...ずしりと重さうな袋が置いてあつた...
津村信夫 「猟人」
...進むには必ずしりへに立ち...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...二人してずしりずしりと降りて行った...
夏目漱石 「坑夫」
...まずしりのほうを起こしました...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...禿げた頭が金物のやうにずしりと地面にぶつつかつた...
林芙美子 「なぐさめ」
...「オルフォイスへ捧ぐるソネット」――それは少くとも同じほどずしりとした重みがあり...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「ドゥイノ悲歌」
...ずしりと膝近く投げてやった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ずしりと引き込まれたように切なく胸が詰って来た...
横光利一 「旅愁」
...具足の音をずしりとさせて...
吉川英治 「篝火の女」
...ずしりと重い感じがする...
吉川英治 「私本太平記」
...具足を脱いで、ずしりと置くと、乾いた泥がこぼれ落ちる...
吉川英治 「茶漬三略」
...すると、中からずしりと、土間へ転がった物がある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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