例文・使い方一覧でみる「すれ違い」の意味

...男はすれ違いざまに... 男はすれ違いざまにの読み方
田山花袋「少女病」

...すれ違いになったとき... すれ違いになったときの読み方
寺島柾史「怪奇人造島」

...いつも夫婦のあいだでは好き嫌いや気持ちのすれ違いが起こりまして...
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「サセックスの吸血鬼」

...すれ違いに妙な人と行逢って... すれ違いに妙な人と行逢っての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...「御免なさい」橋の欄干に立ちもやって押問答していた一方の相合傘とすれ違いになって...
中里介山「大菩薩峠」

...それともすれ違いざま... それともすれ違いざまの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...丁度宜いところでお目にかかりました」先に立った金太はすれ違いざま平次を見つけて立ち止りました...
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...先刻（さっき）は大変な騒ぎだったそうですね」「――――」すれ違いざま声を掛けた平次に見向きもせず... 先刻は大変な騒ぎだったそうですね」「――――」すれ違いざま声を掛けた平次に見向きもせずの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...念の為にクラクソンを鳴して進んで丁度その人とすれ違いそうになった時不意に...
浜尾四郎「彼は誰を殺したか」

...到頭（とうとう）すれ違いになった... 到頭すれ違いになったの読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...そして、百姓らしい男が二三人、すれ違いながら、幾度も三田に打つかろうとした...
宮嶋資夫「恨なき殺人」

...階子（はしご）口ですれ違いに... 階子口ですれ違いにの読み方
宮本百合子「高台寺」

...途中でドラムカンの空（から）をうんと積んだ隆ちゃんのトラックとすれ違い... 途中でドラムカンの空をうんと積んだ隆ちゃんのトラックとすれ違いの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...例えば一寸した廊下でのすれ違いの互の眼差しで語られる心持のニュアンスも...
宮本百合子「獄中への手紙」

...右馬介は「この和子だな」と直感したので、すれ違いざま、こころみに、「くまわか様」と、小声で呼んでみた...
吉川英治「私本太平記」

...一人の武士とすれ違いざま... 一人の武士とすれ違いざまの読み方
吉川英治「随筆　宮本武蔵」

...連れてきてくれ」湯女（ゆな）が出てゆくとすれ違いに... 連れてきてくれ」湯女が出てゆくとすれ違いにの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

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