...「どうかうまくするりとはいって見てもらいたい...
アンデルセン 楠山正雄訳 「影」
...半ば戸袋へするりと開けると...
泉鏡花 「悪獣篇」
...衣(きぬ)の裏がするりと辷(すべ)った時...
泉鏡花 「婦系図」
...あわや腕の間からするりと落しそうになったくらいであった...
海野十三 「鬼仏洞事件」
...するりと抜けて一気に峠を駈け降りて来たのだ...
太宰治 「走れメロス」
...するりとはいりこむことが出来たのを...
豊島与志雄 「高尾ざんげ」
...彼女はするりと私の両腕から脱け出した...
豊島与志雄 「紫の壜」
...するりと危地を脱して今日まで生きてきている...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...自分だけするりと電車に乗り込む連中である...
中谷宇吉郎 「抗議する義務」
...するりと抜けるように通った...
夏目漱石 「永日小品」
...あぶない!するりと抜け出たのは...
夏目漱石 「草枕」
...天窓からするりと屋根の上に上ると...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...そりからするりと降りて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...これ以上精密にできているのはないようなふるいをするりとすり抜けるためには...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...暗い森の蔭からするりと抜け出してきて...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...するりと逃げたのだから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...するりとやみに消えた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...ほんとにそれが物の蒼いかげで、とき子がその場所からどけば、かげだけはそこに止って、するりと白く、彼女の顔が抜けて来られるものならば...
「今朝の雪」
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