...もろ刄のつるぎのようなするどいききめがあらわれようというものさ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...全身にするどい痛みをおぼえた...
海野十三 「海底都市」
...例のするどい刃物を...
海野十三 「金属人間」
...鳥のひよっこのような、グニャグニャした大きな口、ワシのように、するどい目、頭のうえの、トサカのようなギザギザ、博士も二少年も、話には聞いていましたが、宇宙怪人の正体を見るのは、いまが、はじめてでした...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...展望ガラスから見ていると、こんどは、するどい、ヤリのほさきのようなものが、二メートルあまり、目にもとまらぬ早さで、サッと、つきだされました...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...するどい五本のツメで...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...」こい眉(まゆ)、するどい目、高い鼻、にこやかな、しかし、ひきしまった口、有名なモジャモジャのかみの毛、名探偵は、そのモジャモジャ頭を、指でかきまわしながら、はげしい口調でいうのでした...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...実にするどい強い音を立てて...
太宰治 「おさん」
...羚羊(かもしか)のするどい声が...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...眼が、するどい...
火野葦平 「花と龍」
...するどい眼玉をギロつかせ...
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」
...するどい眼で光辰を睨んだ...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...治郎吉のするどい感覚が...
吉川英治 「治郎吉格子」
...その法冠(かむり)の星よりするどい眸をきらと三人の上へ射向けた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...眼にするどいところがあったと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...するどいことばで...
吉川英治 「野槌の百」
...見るからに眼つきのするどい卑しげな男さ...
吉川英治 「源頼朝」
...羅門塔十郎のするどい眼は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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地位を奪う 時間つぶしにしかならない やってやる
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