...人間のすりかえをやったのだよ...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...にせものとすりかえて...
江戸川乱歩 「自作解説」
...すりかえてしまう...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...そうして展覧会の宝石をすりかえたあとは...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...花は抱いていた松吉と達也様をすりかえてしまったのでございます...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...すりかえられて居るのである...
太宰治 「古典竜頭蛇尾」
...表紙だけすりかえておいても人々はなんの気もつかずに買って行くだろう...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...存在と存在の意味とをすりかえる点に於て...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...議会がブルジョアジー自身の腐敗という問題をば当局側の人権蹂躙問題で以てすりかえ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...立派に「京大問題」にすりかえられたのである...
戸坂潤 「社会時評」
...全然同様な籠とすりかえたのであろうか...
豊島与志雄 「文学以前」
...すりかえるの入れ替えるのということがないとおっしゃるのでしたら...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...いつの間にか模造品と上手にすりかえられているのを式部次官のトルストイ伯爵が発見し...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...ところがチチコフはその夜一晩のうちに紙幣を残らずすりかえてしまったため...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...客観のレンズを奇妙な凹凸鏡にすりかえて...
宮本百合子 「現代の主題」
...人間の悲痛を猟奇にすりかえてしまっている...
宮本百合子 「現代文学の広場」
...現在の文学作品においては質のすりかえと役立っている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...イイカ……この札でこの株を買うんだ……買ったその株をすぐに売って現金にかえる……それから星野家へ行って贋札とすりかえる……俺はその間の利益を取る……罪にはならない……どんなものだ……徳市は喜びの余り口をアングリした...
夢野久作 「黒白ストーリー」
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