...すやすやねむりました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...唯今すやすやと御寐(おやすみ)になっていらっしゃいます...
泉鏡花 「婦系図」
...すやすやお寐(やす)みだと承りましたから...
泉鏡花 「婦系図」
...すやすやと安らかな鼾(いびき)をかきはじめた...
海野十三 「太平洋魔城」
...そしてまもなく、長イスの寝台の上から、すやすやと、さも安らかな少年の寝息が聞こえてくるのでした...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...すやすや眠る...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ねむい」
...自分の寢床ですやすや眠っていたとしても...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...またすやすやと眠ってしまった...
豊島与志雄 「悪夢」
...すやすやと眠入っている哲丸が――安らかな呼吸をして...
直木三十五 「南国太平記」
...すやすやとした弁信の軽い寝息のほかに何物もありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...ようやくすやすやと夢に入りかけたところの幼な児に向って吹きかけました...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかしすやすやと寝入る児に死ぬべき何の科(とが)があろう...
夏目漱石 「草枕」
...馬車の中で馬車の中で私はすやすやと眠つてしまつた...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...すやすや眠っている...
林芙美子 「河沙魚」
...すやすやと女の微かな寐息がする...
平出修 「計畫」
...やっぱりすやすや睡ってゐます...
宮澤賢治 「氷と後光」
...健(けん)はすやすやと枕蚊帳(まくらかや)の中に眠れり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...すやすや寝つく病人であった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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