...すべての神々(かみがみ)の上(うえ)には皇孫命様(こうそんのみことさま)がお控(ひか)えになって居(お)られます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...奧羽の京都とも稱すべきか...
大町桂月 「白河の七日」
...すべての行動を単純に自然に行なう――こういうのがすなわち茶の湯の目的であった...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...二十数人の肉親すべて...
太宰治 「虚構の春」
...いわんやなんら笑うべき正当の理由のないのに笑うという事は許すべからざる不倫な事としか思われなかった...
寺田寅彦 「笑い」
...吾人の見るところでは、すべて問題は、祈祷に交じえられたる思想の量にある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人生は終結すべきはずです...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...すべてを差し引いて手元に残った有金は...
夏目漱石 「門」
...すべて一切の新しい詩が...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...コプリがまだ手の内をすべて見せないのも不安だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...あたりには休憩すべき民家もなかった...
本庄陸男 「石狩川」
...用語多くなれば従って趣向も変化可致(いたすべく)候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...平和がたしかに守れる条件をそなえた全面講和と絶対的な武装放棄を主張すべきである」と答えていました...
宮本百合子 「講和問題について」
...ですから必然やすべてを動かしたり作り出して行くユニットは自分なんですよ...
三好十郎 「冒した者」
...幸にも執著(しゅうじゃく)すべき個性を有たなかったであろう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...あの感動すべき歌が残っている...
柳田国男 「海上の道」
...此方には比較すべき傍証が多くない...
柳田国男 「山の人生」
...館内はすべて岩組の海底のさま...
山本笑月 「明治世相百話」
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