...そこで一ヶ年、すなわち、太陽の輪回を、近似的に一二ヶ月に等しいと定めた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...すなわち当時の力行会長永田氏にこのことを話し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...すなわち諸君がいつもなしてるように...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その学者であって愛嬌(あいきょう)のあるブルムール嬢すなわちイノサント長老は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...当年はすなわち天に陽明とござって...
中里介山 「大菩薩峠」
...もってこれを眼中に置くということがそれがすなわち立派な階級的精神である...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...すなわち涙をふるってまず彼を断罪したるものなることを閣下に報告するの光栄を有す...
平林初之輔 「鉄の規律」
...これすなわち人民の職分なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...慈葱は冬季のネギすなわち冬葱でフユネギである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...すなわちそれは江戸ササゲ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...すなわちいわゆる旱芹で今これを解り易く書いて見れば...
牧野富太郎 「植物記」
...すなわち同数の銀貨ではより少量の生活資料しか買えなくなり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...すなわち乱の始めだ...
南方熊楠 「十二支考」
...ノゾキは本来野のソキすなわち境上の原野ということである...
柳田國男 「地名の研究」
...……すなわち宇宙間一切のガラクタは皆...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...すなわち道中師の伊兵衛とそして馬春堂先生であります...
吉川英治 「江戸三国志」
...唯一の差違はこうである、すなわち、農業に用いられる資本の一部分、換言すれば全然地代を支払わない部分が穀物の価格を左右するが、しかるに製造貨物の生産においては、資本のあらゆる部分の使用は同一の結果を齎し、そしていかなる部分も地代を支払わないから、あらゆる部分が等しく価格の規制者であるということである、すなわち穀物その他の粗生生産物もまた、より多くの資本の使用によって、量において増加せられ得、従ってそれは独占的価格にはないのである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...――すなわち自己の救われることが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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