...おれは城介をすっぽかす気はなかったんだぜ...
梅崎春生 「狂い凧」
...約束をすっぽかすことができなかった...
田中貢太郎 「雀が森の怪異」
...たまにはすっぽかすのもいいじゃないか...
徳田秋声 「縮図」
...志村は房代夫人との約束をすっぽかすつもりだった...
豊島与志雄 「無法者」
...本人の特志で社の用事をすっぽかす了見(りょうけん)らしい...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...何人もの客に一日の公休日を共にする約束をしては一つ場所に集合をさせてすっぽかす事が流行(はや)っていた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...すっぽかす事が流行っていた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...すっぽかすようにすぐに一羽がトタンへ戻った...
矢田津世子 「茶粥の記」
...すっぽかすんじゃあないでしょうね」おみのは黙って...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...焙(い)り麦みたように家(うち)の仕事をすっぽかすようになった...
夢野久作 「暗黒公使」
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