...二条の柄がすっくと空...
泉鏡花 「悪獣篇」
...すっくと立っている...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...そのときココミミ君は、すっくと立上り、呼吸をするような姿勢になった...
海野十三 「宇宙戦隊」
...すっくと立上った...
海野十三 「火星兵団」
...別人のように元気になってすっくと立ちあがり...
海野十三 「太平洋魔城」
...じめんにすっくとたち上がると...
江戸川乱歩 「赤いカブトムシ」
...すっくと立ち上って宰相の役人達と故主人の下役とに叫び出した...
小泉八雲 田部隆次訳 「死霊」
...大木の幹がすっくと伸びあがり...
豊島与志雄 「オランウータン」
...すっくと立ち上る...
豊島与志雄 「囚われ人」
...地平にすっくと立ち上がるのを見た...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...すっくすっくと歩み行く竜之助...
中里介山 「大菩薩峠」
...すっくと立ち上りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...蜂屋文太郎は会心の笑(えみ)を浮べてすっくと起ち上りました...
野村胡堂 「古城の真昼」
...すっくと立ちあがった...
久生十蘭 「金狼」
...突然すっくと身体を起し...
火野葦平 「糞尿譚」
...三次が突然すっくと立上って叫ぶ...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...網の上にすっくと立つなど全く見ものであった...
山本笑月 「明治世相百話」
...すっくとそこに立って...
吉川英治 「神州天馬侠」
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