...俺たちはいまにすっからかんに搾られてしまう……」ところで...
犬田卯 「瘤」
...ふっと気のついた朝には、すっからかん...
太宰治 「火の鳥」
...負けてすっからかんになると...
中里介山 「大菩薩峠」
...賭場(とば)モンテカルロですっからかんになると...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...すっからかんに叩(はた)いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...利八は相変らずすっからかんですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――利八の野郎はすっからかんになって戸が開くとすぐ飛び出しましたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...すっからかんに負けて来たよ! まったくの話が...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...すっからかんとした高原で出会ったことを...
堀辰雄 「美しい村」
...何処(どこ)もかもすっからかんと見透せるものですから...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...今はすっからかんだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...来年夏ごろにすっからかんで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それですっからかんになっちまうの...
山本周五郎 「青べか物語」
...おまえさんのはすっからかんの頭で筋のつじつまを合わせるだけなんだからお笑い草だよ...
山本周五郎 「新潮記」
...おまけにすっからかんで...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...本当になんにもねえのか」「おまえの云うとおりすっからかんだ...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...彼は今すっからかんだ...
山本周五郎 「陽気な客」
...すっからかんになったあっしが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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