...違い棚(だな)には手文庫と硯箱(すずりばこ)が飾られたけれども...
有島武郎 「或る女」
...二十五人すずの兵隊がありました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「しっかり者のすずの兵隊」
...一本足のすずの兵隊と...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「しっかり者のすずの兵隊」
...あたしたちはすずしい風を送ってあげるのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...知らないうちに告げ口をする雀(すずめ)や...
海野十三 「超人間X号」
...机の上には本や硯(すずり)や煙草や灰皿やその他雑多の品がゴタゴタと並んでいる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...まるで小鈴(こすず)のような空(うつ)ろで騒々(そうぞう)しい音を立てたけれど...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...涼しさを声にした様な蜩(ひぐらし)に朝涼(あさすず)夕涼(ゆうすず)を宣(の)らして...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...大きな硯箱(すずりばこ)を持ち出して...
豊島与志雄 「影法師」
...わちきのためにお二方が――」思はず里言葉の出るお染の薄墨(うすずみ)太夫は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...……ちょうど五時ごろ「すず本」の横でロード・スターのとまる微かな音がした...
久生十蘭 「魔都」
...すずしい風にふかれてみたいんだ...
槇本楠郎 「きんまくわ」
...漫(すずろ)に披閲しけれども...
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」
...「鈴蘭(すずらん)の実(み)を集(あつ)めておくれ」と言(い)いました...
宮沢賢治 「貝の火」
...「吉原雀(よしわらすずめ)」...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それで硯箱(すずりばこ)のありどころを直しなどして立ちあがった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...万一、事面倒(めんどう)な時にはと、念のため、これへ招いておいた鉄淵禅師すら、あれ、あのように、すずしい顔して、見物(けんぶつ)ものじゃと申しておる」「では、もはや、猶予はならぬし……...
吉川英治 「大岡越前」
...硯(すずり)の面へ...
吉川英治 「新書太閤記」
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