...立ち走りいすすぎき三...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...それから水の上へ出ておすすぎになるときにもお二人の神さまがお生まれになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...洗足(すすぎ)のお湯の中へ足を浸していると...
中里介山 「大菩薩峠」
...道庵は洗足(すすぎ)の盥(たらい)の中へ立ち上って驚き...
中里介山 「大菩薩峠」
...おすすぎをなすっていらっしゃいます」「誰ですか」「尾張の名古屋の紅売(べにう)りだとおっしゃいました」「来た...
中里介山 「大菩薩峠」
...果ては二人のために洗足(すすぎ)の水まで取ってそなえてくれるもてなしぶりに...
中里介山 「大菩薩峠」
...すすぎの桶をその前にすえるのである...
本庄陸男 「石狩川」
...すすぎを」と番頭は女中を呼びつけた...
本庄陸男 「石狩川」
...やはりツインコタの町はずれに住んですすぎ洗濯などをしている老婆があって...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...降りでてもすすぎ...
宮沢賢治 「鹿踊りのはじまり」
...「ぎんがぎがのすすぎの中(なが)さ立ぢあがるはんの木(ぎ)のすねの長(な)んがい...
宮沢賢治 「鹿踊りのはじまり」
...「ぎんがぎがのすすぎの底(そご)でそっこりと咲ぐうめばぢの愛(え)どしおえどし...
宮沢賢治 「鹿踊りのはじまり」
...すぐ裏へまわって自分のすすぎをし...
山本周五郎 「日本婦道記」
...――洗足(すすぎ)を取ってくれぬか」「はい」蝙也は式台に腰をかけて待った...
山本周五郎 「松林蝙也」
...やがて、むしろを立って、河原の葦の下へ行き、口をすすぎ、顔など洗って、ゆうべつないでおいた牛のそばへ歩み寄った...
吉川英治 「私本太平記」
...年来の汚名をすすぎますると...
吉川英治 「私本太平記」
...一学(いちがく)もおなじようにすすぎをおえ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あわてて洗足水(すすぎ)だらいをそこへすえると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索