...もちろん彼の生まれつきのすぐれた性質によるのですが...
石原純 「メンデレーエフ」
...すぐれた賢母であった...
上村松園 「孟母断機」
...前年にすぐれた作品を発表した人を選んで...
宇野浩二 「思ひ出すままに」
...アメリカの持つすぐれた科学技術だ...
海野十三 「三十年後の世界」
...しかし私とてもこの付近にあの膂力(りょりょく)すぐれた類人猿が潜んでいると知っては...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...観察に富んだ解剖にすぐれたあの大きな作が生れた...
田山録弥 「自他の融合」
...人間の智能にとりましてはさらにすぐれた根拠を発見し得るいかなる道も開かれていないような性質のものであるということを...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...日本人の目から見ても最もすぐれたモンタージュ芸術の典型として推すべきものはいわゆる俳諧連句そのものである...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...そういうものを書きうるためには著者はやはりすぐれた科学的探究者であると同時にまた文学的創作者でもなければならない...
寺田寅彦 「科学と文学」
...すぐれたる番匠風を防ぐため...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そしてすぐれた女ほどさらに危険だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その後多くのすぐれた国民を襲い...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...すぐれたマルクス主義者には...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...モーパッサンもすぐれたコント作家であった...
平林初之輔 「ルヴエルの『夜鳥』」
...又他の数人はこれまたすぐれた劇作家や新劇専門家であり...
三好十郎 「恐怖の季節」
...物は限りがあってすぐれた美貌と申しても円光を後ろに負っていらっしゃるわけではありませんけれど...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...台湾には随分すぐれたものがある...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...いわゆる人材のすぐれたものであった...
吉川英治 「新書太閤記」
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