...それにしても既に古い時代に關孝和のようなすぐれた数学者を出したことから見て...
石原純 「關孝和」
...眺望の最もすぐれたるは...
大町桂月 「妙義山の五日」
...その柏斎のつくつたものに蘆屋釜のすぐれたのが一つあつた...
薄田泣菫 「茶話」
...この建暦三年の二月に芸能の際立つてすぐれた近侍のお方たちばかりを集めて学問所番といふものをお作りになつた時にも...
太宰治 「右大臣実朝」
...やはり僕より百倍もすぐれた詩人だ...
太宰治 「正義と微笑」
...此の人がこんなにもすぐれた器量を持ちながら...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...日本人の目から見ても最もすぐれたモンタージュ芸術の典型として推すべきものはいわゆる俳諧連句そのものである...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
... 830ケントール中すぐれたる*ケーローンよりし學び得て...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...元来もっともすぐれたロシア語翻訳者であった...
戸坂潤 「読書法」
...密かにあのニイチエのすぐれた言葉を考へた...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...すぐれた感覚をもったひとだけを集めたい意向なの……あなたにうってつけの話だと思って...
久生十蘭 「あなたも私も」
...どんなすぐれた絵でも...
久生十蘭 「肌色の月」
...その一人の子が万人にすぐれた器量を持ち...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どんなすぐれた前生の因縁で生まれた人なのだろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...すぐれた後宮がおありになるのですから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...殿様よりすぐれた風采(ふうさい)の方がどこにあるものですか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その中の最もすぐれた人たちまでが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...または或る一人のすぐれた詩人を要したのである...
柳田国男 「海上の道」
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