...オレゴン松がすくすくと白波の激しくかみよせる岸べまで密生したバンクーバー島の低い山なみがそこにあった...
有島武郎 「或る女」
...すくすくと大きくなりました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...杭がすくすくと針金ばかり...
泉鏡花 「悪獣篇」
...しなだゆふ八佐佐那美道(ささなみぢ)をすくすくと吾(わ)が行(い)ませばや...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...それだけ『青』という青年のすくすくと成長していった事を喜びます...
高浜虚子 「俳句への道」
...あちこちに廻転木馬・輪投げ・動揺椅子・電気るうれっと・糸引き・人形撃ち・玉ころがしなどのゲイムの小屋が茸(きのこ)のようにすくすくと建ってそれぞれに客をあつめ...
谷譲次 「踊る地平線」
...骨太にすくすくとのびた娘だった...
徳永直 「冬枯れ」
...すくすくと伸びあがり...
豊島与志雄 「白木蓮」
...すくすくと育っていった...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...(何んとなく、お疲れになったような顔、死ぬかも知れぬと仰しゃった言葉――もし、それが、本当になった日に、哲丸様が、又呪いの手で、お亡くなりになったとしたなら、斉彬公の御血統は、何うなるか?)名越は、すくすくと、大きくなって来た自分の子が、何うしてか、憎いように、感じた...
直木三十五 「南国太平記」
...と、いうのは、気宇のすぐれた女ばかりをいうのではない、眉(まゆ)も、顔だちも、はれやかに、背丈(せたけ)などもすぐれて伸々(のびのび)として、若竹のように青やかに、すくすくと、かがみ女の型をぬけて、むしろ反身(そりみ)の立派な恰好(かっこう)であった...
長谷川時雨 「明治大正美女追憶」
...脚はすくすくとして...
林芙美子 「浮雲」
...けれどこの苦しい忍耐の後で――私たちの心はすくすくと生長して行きませう...
牧野信一 「〔婦人手紙範例文〕」
...すくすくと生成して行ってよいという生活だったと思います...
宮本百合子 「美しく豊な生活へ」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...すくすくと大きくなって...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「忠義者のヨハネス」
...すくすくときさくな枝の桃が咲く...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...それが十本二十本百本と次ぎ次ぎに相聳えてすくすくと伸びた大枝小枝のさきに鮮黄色の葉をつけている...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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