...光みち/\てすきとほすばかりなり...
上田敏 「月」
...おまへたちの方がわたしは好(すき)だ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...薄(すすき)が幽霊に見えたりして...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...成道会の日・けさのひかりの第一線が私のからだへ障子にゆらぐはほほけすすきで小春日和の・いつもお留守で茶の花もをはり・日がのぼると霧が晴れると大きな木がはだか行乞・なむからたんのう投げられた一銭病中・木の葉ちるちるからだがもとのやうであつたら十二月八日冬ぐもり...
種田山頭火 「其中日記」
...然し秋蚕のまだ忙しくならぬ隙(すき)を狙(ねら)って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...クリストフにその上発言する隙(すき)を与えずに急いで引き入れてしまったということに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...戸(と)の隙間(すきま)が瞼(まぶた)を開(ひら)いたやうに明(あか)るくなつた時(とき)鷄(にはとり)が復(ま)た甲走(かんばし)つて鳴(な)いた...
長塚節 「土」
...隙間(すきま)なく詰(つ)め寄せた...
夏目漱石 「明暗」
...お父さん」お富はそつと入口の戸の隙間(すきま)に顏を當てました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...すき透るように色の白い...
久生十蘭 「キャラコさん」
...あひ鴨のすきは、うまかったが、芸妓ひどいウンスヰばかりなのでクサリ、一時前帰る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...旅行は贅沢にするのが僕はすきだ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...すぐ其處の襖のすきから此方をさし覗いてゐるやうな不安をかんじた...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...じぶんのすきな教えにしたがってゆけることなどが必要です...
文部省 「あたらしい憲法のはなし」
...日向西臼杵(にしうすき)郡椎葉(しいば)村大字不土野フトはホドであることに付いて...
柳田國男 「地名の研究」
...または腕まくりもできないから襷(たすき)を掛けるので...
柳田国男 「木綿以前の事」
...すきなように足をくずして...
吉川英治 「江戸三国志」
...職人たちに手すきなきよう...
吉川英治 「新書太閤記」
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