...揖(ゆう)もすますかすまさない内に...
芥川龍之介 「秋山図」
...すかすようにしてそれを読んでから...
池谷信三郎 「橋」
...網をすかすことによって遠く見えるようにしてあるのだが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...すかすようにしてながめました...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...なだめすかすと云ふ始末なんだ...
武田麟太郎 「現代詩」
...平生(いつも)くらい出来たのですよ」コップを持った婢はコップの血をすかすようにして云った...
田中貢太郎 「蟇の血」
...も一度読み直すかするより外はない...
豊島与志雄 「理想の女」
...闇の中の人影をすかすと...
直木三十五 「南国太平記」
...ぼかした写真を灯影(ほかげ)にすかすような気がする...
夏目漱石 「草枕」
......
原民喜 「かげろふ断章」
...ひとの心をなだめすかすような...
久生十蘭 「キャラコさん」
...寄ってたかってなだめすかすけれども...
火野葦平 「花と龍」
...叔父が何れ程の狂態を示すかすら明らかには解つてゐなかつた...
牧野信一 「妄想患者」
...兒の泣くを犬の子/\とてすかすも...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...置時計の方をすかすようにしながら云った...
「海流」
...私共は十一時間働いてかすかすの月給をとってそれで物価が三倍でやりきれないでいる...
宮本百合子 「幸福の建設」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...どんなになだめすかす言葉もうけ入れないで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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