...どうしてもじたばたとする」枕もとの葡萄の実を一粒つまんだ...
梅崎春生 「狂い凧」
...じたばたやって見ても...
海野十三 「火星兵団」
...じたばた自己弁解をしてみたところで...
太宰治 「新ハムレット」
...「じたばたしたら...
田中貢太郎 「春心」
...じたばたして撮み殺されてはならんと思いましたから...
田中貢太郎 「人蔘の精」
...妻はいくらじたばたしても私の送金を断るわけにはゆかない...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...もうどんなにじたばたしても駄目ですよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「じたばたしても無駄だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...御府内御朱引(ごしゅびき)の中とはちがうんだよ――じたばたすると...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...その止まり木から落ちないためにあんなに長いことじたばたしたりしたところを見ると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうか」利き腕を掴まれた侍はじたばたするが...
山本周五郎 「雨あがる」
...「それがへえじたばたのせかせかちゅうこんだ...
山本周五郎 「百足ちがい」
...眼のさきの事でじたばたし過ぎるんですねえ...
山本周五郎 「百足ちがい」
...じたばたしたってどうなるもんじゃない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...どうじたばたしてもその籃(かご)からのがれることはできないし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...じたばたしないで待っていよう...
山本周五郎 「柳橋物語」
...じたばたするような玉枝さんとは違うんだからね...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...じたばたしているのだ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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