例文・使い方一覧でみる「じいじい」の意味
スポンサーリンク...洋燈（ランプ）が、じいじいと鳴る... 
泉鏡花 「霰ふる」
...じいじいじいと、放電のような音もきこえる...
海野十三 「宇宙女囚第一号」
...博士は何をそんなに熱心に研究しておられるのですか」博士はしきりに電気火花をじいじい言わせて...
海野十三 「火星兵団」
...またじいじいと電気火花をとばし...
海野十三 「火星兵団」
...すると、部屋の中から、じいじいじい、じいじいじいというかなり高い物音がひびいてきた...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...あいかわらずじいじいじいと奇妙な物音がしつづけであった...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...小食堂の天井（てんじょう）にとりつけてあるブザー（じいじいと蜂（はち）のなくような音――を出す一種の呼鈴（よびりん））が鳴りだした...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...じいじいとしゃがれ声で五つ打った...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...自分のカンテラへはじいじいと点滴（しずく）が垂れる...
夏目漱石 「坑夫」
...頭にじいじい残っているが...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...じいじいという声がする...
森鴎外 「杯」
...蝉はじいじいと鳴いている...
森鴎外 「杯」
...やがて子が孵（かえ）ってじいじいと幽（かす）かに啼き始めてから...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...じいじいと音を立てて燃える焔がひっきりなしにはたはたとまたたいている...
山本周五郎 「新潮記」
...じいじいと音をたてながら...
山本周五郎 「日本婦道記」
...飴（あめ）のような阿片の丸（たま）が慄えながらじいじいと音を立てた...
横光利一 「上海」
...ランプのホヤがじいじい静かに蝉のように音を立てた...
横光利一 「旅愁」
...じいじい音を立てて...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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