...背骨がしんしんと痛み始めている...
梅崎春生 「狂い凧」
...頭がしんしんと痛かった...
梅崎春生 「桜島」
...夜の静けさがしんしんと身にしみる...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...しんしんとして人ありとは思われず...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...室内しんしんとして...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...あたりはしんしんと静まり返っている...
豊島与志雄 「或る作家の厄日」
...しんしんと深いものがありました...
豊島与志雄 「乾杯」
...しんしんとして響いていた...
直木三十五 「南国太平記」
...しんしんと更(ふ)けてゆきます...
中里介山 「大菩薩峠」
...たださえしんしんとして怖(こわ)くてたまらないところへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...それはあたりの靜かな空氣の中にしんしんと沁み渡つた...
「修道院の秋」
...結局(けつきよく)心身共(しんしんとも)にくたくたに疲(つか)れ切(き)つてしまふのだらうが...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...手はしんしんとして疾患する...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...初めて蝉(せみ)がしんしんと鳴き出したし...
林芙美子 「清貧の書」
...しんしんとした土のしめりと靴底の紙まがいのゴムからしみとおる冷えで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しんしんと庇(ひさし)を打つ雨の音に聴きいっていた...
山本周五郎 「桑の木物語」
...しんしんと庇を打っていた...
山本周五郎 「桑の木物語」
...頭も寝不足でしんしんと痛い...
吉川英治 「源頼朝」
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