例文・使い方一覧でみる「しんしんと」の意味


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...しんしんと雪はとめ度なく降り出して来た...   しんしんと雪はとめ度なく降り出して来たの読み方
有島武郎 「カインの末裔」

...底(そこ)びえのする寒(さむ)さがしんしんとせまっていた...   底びえのする寒さがしんしんとせまっていたの読み方
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」

...しんしんと体がどこかに沈み込んで行くような感じがするね...   しんしんと体がどこかに沈み込んで行くような感じがするねの読み方
梅崎春生 「狂い凧」

...背骨がしんしんと痛み始めている...   背骨がしんしんと痛み始めているの読み方
梅崎春生 「狂い凧」

...私が言へば答へる人は忽ち童話の中に生き始めかすかに口を開いて雪をよろこぶ雪も深夜をよろこんで数限りもなく降りつもるあたたかい雪しんしんと身に迫つて重たい雪が――大正二・二人に遊びぢやない暇つぶしぢやないあなたが私に会ひに来る――画もかかず...   私が言へば答へる人は忽ち童話の中に生き始めかすかに口を開いて雪をよろこぶ雪も深夜をよろこんで数限りもなく降りつもるあたたかい雪しんしんと身に迫つて重たい雪が――大正二・二人に遊びぢやない暇つぶしぢやないあなたが私に会ひに来る――画もかかずの読み方
高村光太郎 「智恵子抄」

...夜になると風がやんでしんしんと寒くなった...   夜になると風がやんでしんしんと寒くなったの読み方
太宰治 「魚服記」

...しんしんとした肌寒さだ...   しんしんとした肌寒さだの読み方
豊島与志雄 「復讐」

...しんしんと雪のふってる夜ふけです...   しんしんと雪のふってる夜ふけですの読み方
豊島与志雄 「山の別荘の少年」

...きれいに箒目のたつた仕事場のあとを見まはると今までの賑かさにひきかへしんしんとして夕靄がかかつてくる...   きれいに箒目のたつた仕事場のあとを見まはると今までの賑かさにひきかへしんしんとして夕靄がかかつてくるの読み方
中勘助 「銀の匙」

...この気が遠くなるほど古く芒洋とした話は京洛のそれとちがひしんしんとした杉の森のなかに黒ぐろとたつてる東国の社にふさはしい趣をそへる...   この気が遠くなるほど古く芒洋とした話は京洛のそれとちがひしんしんとした杉の森のなかに黒ぐろとたつてる東国の社にふさはしい趣をそへるの読み方
中勘助 「府中のけやき」

...湯がしんしんと沸いてくると...   湯がしんしんと沸いてくるとの読み方
林芙美子 「暗い花」

...初めて蝉(せみ)がしんしんと鳴き出したし...   初めて蝉がしんしんと鳴き出したしの読み方
林芙美子 「清貧の書」

...しんしんとふり積る雪の日の静けさは...   しんしんとふり積る雪の日の静けさはの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...もうおもてはしんしんと雪ふっている...   もうおもてはしんしんと雪ふっているの読み方
正岡容 「我が圓朝研究」

...いい気持そうに、弥蔵(やぞう)をきめて、いくらか、皺枯(しゃが)れた、錆(さび)た調子で、たまさかに一座はすれど忍ぶ仲晴れて顔さえ見交わさずまぎらかそうと自棄(やけ)で飲むいっそしんきな茶碗酒雪になりそな夜の冷えなどと、呑気そうな、隆達(りゅうたつ)くずしが、しんしんと、更(ふ)け渡るあたりの静けさを、寂しく破るのだった...   いい気持そうに、弥蔵をきめて、いくらか、皺枯れた、錆た調子で、たまさかに一座はすれど忍ぶ仲晴れて顔さえ見交わさずまぎらかそうと自棄で飲むいっそしんきな茶碗酒雪になりそな夜の冷えなどと、呑気そうな、隆達くずしが、しんしんと、更け渡るあたりの静けさを、寂しく破るのだったの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...しんしんと庇(ひさし)を打つ雨の音に聴きいっていた...   しんしんと庇を打つ雨の音に聴きいっていたの読み方
山本周五郎 「桑の木物語」

...しんしんと更けわたる十一月の初めの或夜(あるよる)に...   しんしんと更けわたる十一月の初めの或夜にの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」

...「はい」「しんしんと寒くなりましたことねえ……」「師走といえば...   「はい」「しんしんと寒くなりましたことねえ……」「師走といえばの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「しんしんと」の書き方・書き順

いろんなフォントで「しんしんと」


ランダム例文:
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