...第一七項 怪火の巨魁筑紫(つくし)の不知火(しらぬい)といえば...
井上円了 「おばけの正体」
...その校長が不知火(しらぬい)を探検せんとて...
井上円了 「おばけの正体」
...その軒裏の彩色を不知火(しらぬい)のように輝(かがやか)していた...
永井荷風 「霊廟」
...山下は不知火(しらぬい)の天草島の娘だった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...不知火(しらぬい)の海...
中里介山 「大菩薩峠」
...さながら不知火(しらぬい)と疑うばかり...
山本笑月 「明治世相百話」
...夜の海を不知火(しらぬい)にして迫っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...海上の不知火(しらぬい)はここらの里ではわからなかったが...
吉川英治 「私本太平記」
...また「あっ」とその不知火(しらぬい)のごとき兵船の数に驚き――一気に斑鳩(いかるが)まで駈けとおして来て...
吉川英治 「私本太平記」
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