...どうしようもない...
海野十三 「爆薬の花籠」
...自棄――さういつた気持がきざしてくるのをどうしようもない...
種田山頭火 「行乞記」
...後から弁解のしようもないことに立ち到らないとも限らない...
豊島与志雄 「囚われ人」
...説明のしようもないし...
豊島与志雄 「窓にさす影」
...形容しようもない狂暴な復讐心が燃えるようでもあり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もちろんどうしようもないね」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...風になびく薄にもどうしようもない思いが溢れます...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...この泥濘の道ではどうしようもない...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...誰の荷物とも判定の下しようもないが...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...村子 どうしようもないの...
三好十郎 「胎内」
...もうどうしようもない...
三好十郎 「肌の匂い」
...道理はよくわかっていて抑制しようとしても明石(あかし)の悲しさはどうしようもないのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どうしようもないわよ」私が訊(き)き返すと...
山本周五郎 「青べか物語」
...ゆく先のあてもないのだから捜しようもない...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...だがどうしようもない...
山本周五郎 「あだこ」
...まるでとりなしようもない...
山本周五郎 「柳橋物語」
...どうしようもない高氏でもある...
吉川英治 「私本太平記」
...どうしようもない戸惑いにくるまれた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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