...天天小有天(てんのてんしょうゆうてん)」――そう云う洒落さえあると云う事だから...
芥川龍之介 「上海游記」
...弦三の席に刺身醤油(さしみしょうゆ)の小皿などを寄せてやった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...前野但馬守と長子出雲守とが中村式部少輔(しきぶしょうゆう)へ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...巻はちがうが「月もわびしき醤油(しょうゆう)の粕(かす)」というのがある...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...味噌(みそ)や醤油(しょうゆ)などを荷造した荷馬が...
徳田秋声 「あらくれ」
...酒に醤油(しょうゆ)...
徳田秋声 「新世帯」
...成瀬の三人を助くる中村式部少輔(しきぶしょうゆう)の家来二千五百人――それを向うに廻して岩見重太郎一人...
中里介山 「大菩薩峠」
...この部屋で大谷刑部少輔(おおたにぎょうぶしょうゆう)の夢を見たのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...徳利(醤油(しょうゆ))はころばないように...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...山の倉庫に於て醤油(しょうゆ)三樽(たる)...
本庄陸男 「石狩川」
...御気持があしゅうなられたのでしょうゆえ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...醤油(しょうゆ)の検査法は実に妙ですな...
村井弦斎 「食道楽」
...伊達兵部少輔宗勝(ひょうぶしょうゆうむねかつ)とが結託のうえ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...大谷様の御人数は」「さ……刑部少輔(しょうゆう)様は...
吉川英治 「大谷刑部」
...まだか」治部少輔(しょうゆう)三成は...
吉川英治 「大谷刑部」
...治部少輔(しょうゆう)三成にもなんぞあろうが」「この身の心底は...
吉川英治 「大谷刑部」
...刑部少輔(しょうゆう)事病気と触れて...
吉川英治 「大谷刑部」
...気が変ってよい」あまり物を賞(ほ)めない紹由(しょうゆう)も...
吉川英治 「宮本武蔵」
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