...いま、アンネ・リスベットの心は、悲しみで、いっぱいだったのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...それは夢の中でさへわたしがうたつてゐた一つの歌の悲しみだ...
伊東静雄 「詩集夏花」
...世紀の悲しみの皺を見て下さい...
太宰治 「斜陽」
...あやしみながら念押しました...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...アルコールをつゝしみ水を飲み...
種田山頭火 「行乞記」
...――と今夜もしみ/″\考へたことである...
種田山頭火 「其中日記」
...私どもの務めを軽くも、また重荷にもする、楽しみにも、また苦しい労役にもする力を持っています...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...初てわが手をこゝに引き鳩に豆まくたのしさを共にながめてたのしみし祖母はとく失せ母もまた世になき人となりにけり...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...世のにくしみ人のそしりこの他に得たるもの我知らず...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...動亂する心の中の悲しみは平次にもよく解ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...悲しみと喜びが見境えもなく紛乱するのであった...
本庄陸男 「石狩川」
...わが歎きのなかのなげき! この悲しみのために...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...「世と共に楽しみ...
三好十郎 「恐怖の季節」
...今こうした大きな悲しみをさせるのではなかろうか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...悲しみの余りについ私だけに話をしたが...
柳田国男 「故郷七十年」
...楽しみにして待っている人も多かった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...夕霽(ゆふあがり)暮れおそきけふの春の日の空のしめりに櫻咲きたり雨過ぎししめりのなかにわが庭の櫻しばらく散らであるかなひややけき風をよろしみ窓あけて見てをれば櫻しじに散りまふ春の日のひかりのなかにつぎつぎに散りまふ櫻かがやけるかなさういふうちにも私はほんたうの山櫻...
若山牧水 「樹木とその葉」
...そうしてインド経綸についての彼の方針が直ちに崩されるだろうことを深く悲しみつつ...
和辻哲郎 「鎖国」
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