...丸髷、つぶし島田、先笄、勝山、両手、蝶々、三ツ輪、ふく髷、かけ下し、切天神、割しのぶ、割鹿子、唐団扇、結綿、鹿子天神、四ツ目崩し、松葉蝶々、あきさ、桃割れ、立兵庫、横兵庫、おしどり(雄)と(めす)とあり、まったく賑やかなことであって、いちいち名前を覚えるだけでも、大変な苦労である...
上村松園 「髷」
...いささか老生日頃の愚衷など可申述(もうしのぶべく)候(そうろう)...
太宰治 「不審庵」
...笹の葉を活けて粽をの(マヽ)しのぶ...
種田山頭火 「行乞記」
...過ぎしを忍び後しのぶ無限の思無限の情...
土井晩翠 「天地有情」
...しのぶの里月の輪のわたし瀬の上佐藤荘司(しょうじ)が旧跡飯坂(いいざか)の湯桑折(こおり)の駅伊達の大木戸鐙摺(あぶみずり)...
中里介山 「大菩薩峠」
...狩野洞春美信(かのうとうしゅんよしのぶ)の天女よりも美しく...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...信夫(しのぶ)の藤太の昔から...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...又うるさい物貰ひなら去年の暮以來御難だとでも言つて歸せ」平次は讀み耽けつてゐる『源氏物語忍草(しのぶぐさ)』から顏をあげました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...暗(やみ)にうもれて君しのぶ時心あひの友といふをもはゞかりしかひなき我は世にのこれども峰百合子女史は...
長谷川時雨 「大塚楠緒子」
...八十余年前のサッポロベツ原始林をなにかしのぶことができる...
服部之総 「望郷」
...これを草しのぶの下に吊して...
林芙美子 「新版 放浪記」
...拙作に対する質問に答えんは弁護がましく聞(きこ)えて心苦しき限りながら議論は議論にて巧拙の評にあらねば愚意試(こころみ)に可申述(もうしのぶべく)候...
正岡子規 「あきまろに答ふ」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...その人をしのぶ事だけの浪路だった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...下に風鈴をつけた吊荵(つりしのぶ)が吊ってある...
森鴎外 「阿部一族」
...一橋中納言慶喜(よしのぶ)をして代らしめ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しのぶは黙って聞いていたが...
山本周五郎 「末っ子」
...吉孚(よしのぶ)の将来を」「…………」「武骨者の短所といおうか...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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