...〔評〕徳川慶喜(よしのぶ)公は勤王(きんわう)の臣たり...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...自(おのずか)ら其頃(そのころ)となる釣荵(つりしのぶ)昭和七年六月二十一日 水無月会...
高浜虚子 「五百句」
...釣(つ)り荵(しのぶ)が掛けてあったりした...
田山花袋 「田舎教師」
...「忍(しのぶ)ヶ岡(おか)」は上野谷中の高台である...
永井荷風 「里の今昔」
...しのぶの里月の輪のわたし瀬の上佐藤荘司(しょうじ)が旧跡飯坂(いいざか)の湯桑折(こおり)の駅伊達の大木戸鐙摺(あぶみずり)...
中里介山 「大菩薩峠」
...かくて心が乱れそめて、「ちかくよりてあひしらふに、この人思はずげに想ひて、ひきしのぶを、しひて取りとどめてけり、あさましう心うげに思ひたるさま、いとことわりなり、何とすとも只今は人もなし、あたりちかく聞きおどろくべき庵もなければ、いかにすまふとてもむなしからじと思ひて、ねんごろにいひて、つひにほいとげてけり、力及ばで只したがひゐたるけしき、ひとへにわがあやまりなれば、かたはらいたき事かぎりなかりけり、したしくなつて後、いよいよ心地まさりて、すべきかたなかりければ、さてしも、やがてここにとどまるべきものならねば、よくよく拵(こしら)へ置きて男帰りにけり、さてまた二三日ありて尋ね来てみれば、かのすみかもかはらであるじはなし、かくれたるにやとあなぐりもとむれども、つひに見えず、さきにあひたりしところに歌をなんかきつけたりける、世をいとふつひのすみかと思ひしになほうき事はおほはらのさと」それから物ぐるわしくなったこの若々しい老尼は、六道も灌頂も打忘れて著聞集に引かれて行くことが浅ましい...
中里介山 「大菩薩峠」
...小室信夫(しのぶ)氏が...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...これを草しのぶの下に吊して...
林芙美子 「新版 放浪記」
...露(つゆ)のしたゝる釣忍艸(つりしのぶ)...
一葉女史 「たま※[#「ころもへん+攀」、U+897B]」
...『忍恋(しのぶこい)』の部に入る歌枕だから...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...将軍慶喜(よしのぶ)公は江戸へ逃げて帰り...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...しのぶずりの狩衣(かりぎぬ)に指貫(さしぬき)の袴(はかま)をうがち...
室生犀星 「姫たちばな」
...「今は音(ね)を忍(しのぶ)が岡(おか)の時鳥(ほととぎす)いつか雲井のよそに名のらむ」と書いてあった...
森鴎外 「安井夫人」
...しのぶを軒に吊して雑巾で足を拭き了えると裾をおろして入って来られた...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...」大兄の哄笑(こうしょう)は忍竹(しのぶ)を連ねた瑞籬(みずがき)の横で起ると...
横光利一 「日輪」
...こんな曲りかけた家などに配合すると藪からしの太い蔓も忍草(しのぶぐさ)よりもはかない風情(ふぜい)が見えないでもない...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...世をしのぶ身じゃ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...三月堂の仏像によって昔の日本人の情調をしのぶことは出来ない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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