例文・使い方一覧でみる「して間もない」の意味
スポンサーリンク...蓬坪に通い出して間もない... 
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...市兵衞町へ引越して間もない時のこと...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...まだ倉庫から町へ走り出して間もない外国製の自動車であることが...
海野十三 「火星兵団」
...帰京して間もない或日の夕方...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...」それは二人が人目を忍ぶ仲になり出して間もない時分...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...」それは二人が人目を忍ぶ仲になり出して間もない時分...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...まだ結婚して間もない盛子とが土間を掃いたり戸棚を拭いたりしてゐるのだつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...彼女の友の一人で結婚して間もない若い婦人が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まだ乳ばなれをして間もない粥（かゆ）でなければ食べられない仔猫が...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...北大に新設された理学部へ赴任して間もない頃...
中谷宇吉郎 「百科事典美談」
...宗助は始めてこの饅頭の蒸（む）して間もない新らしさに気がついた...
夏目漱石 「門」
...夫人と結婚して間もない頃...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...これも家督して間もない尾州（びしゅう）名古屋の城主...
久生十蘭 「鈴木主水」
...新築して間もない厳丈な市（シティ）刑務所へこれを留置した...
牧逸馬 「双面獣」
...と云っても日本へ写真術が渡来して間もないころの人たちは...
宮本百合子 「きょうの写真」
...おそらく彼が故郷に隠退して間もないころ（一五七〇―七一）...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...田夫（でんぷ）から身を起して間もない人物なので...
吉川英治 「三国志」
...光秀もまた御坊塚に着陣して間もない頃...
吉川英治 「新書太閤記」
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