...一字もしたためる事が出来なかった...
太宰治 「惜別」
...書きしたためる事にしたのです...
太宰治 「トカトントン」
...ボオドレエルの紹介文をしたためる滅茶もさることながら...
太宰治 「如是我聞」
...こんな如是我聞(にょぜがもん)などという拙文をしたためるのは...
太宰治 「如是我聞」
...晩餐はイデュンハレン料理店の戸外(そと)の一卓でしたためること...
谷譲次 「踊る地平線」
...この間に寝ながら日記をしたためる...
谷崎潤一郎 「鍵」
...無躾(ぶしつけ)をも顧みずこれをしたためるのである...
谷崎潤一郎 「細雪」
...彼は毎日一ルーブルの夕食をしたためることにして...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...わたしのこの手記をしたためる時...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...いつも書物のページに数行したためるのであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...長老が担いできた罐詰で簡単な夕飯をしたためる...
永井隆 「長崎の鐘」
...)承知の旨をたどたどしいサモア語でしたためる...
中島敦 「光と風と夢」
...旅館で食事をしたためるのに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...俳句と書くのも御句としたためるのに...
室生犀星 「巷の子」
...遺言をしたためるために用紙を求めた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おかげで苦労をなくしたというしだいさ」「わたくしでは間に合いませんか」「金持の金は遣い心地が悪いもんでね」巻紙へなにか手早くしたためると...
山本周五郎 「新潮記」
...書簡をしたためるからそれを携えて...
吉川英治 「三国志」
...中食(ちゅうじき)は又左(またざ)の浪宅にてしたためる...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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