...直接(ちょくせつ)そのお指図(さしず)の下(もと)にお働(はたら)き遊(あそ)ばす方々(かたがた)は何(いず)れも活神様(いきがみさま)……つまり最初(さいしょ)からこちらの世界(せかい)に活(い)き通(どお)しの自然霊(しぜんれい)でございます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...しずかに左右に分れていく...
海野十三 「火星兵団」
...雨にうたれてしずくをたらし...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...しずかに意見を述べだしました...
田中英光 「オリンポスの果実」
...徐(しず)かに縄を引いてみると手ごたえがあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...唾の非常に小さい滴(しずく)が硝子板の上につく...
中谷宇吉郎 「雪」
...下志津原(しもしずはら)の遠いバラックに連れてゆかれ...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...少しずつ配けて貰うことになっております」「それは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...すこしずつ葵のほうへすり寄って行って...
久生十蘭 「金狼」
...(徐(しずか)に身を起す...
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」
...旅人たちはしずかに席に戻(もど)り...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...しずかに歩いているらしいのでした...
宮沢賢治 「鹿踊りのはじまり」
...少しずつでも硅藻があるようになるとモーソロソロ友釣が出来るといって支度(したく)をします...
村井弦斎 「食道楽」
...徐(しず)かに金天狗に火を附けた...
森鴎外 「雁」
...何かこの方面からも少しずつ...
柳田国男 「海上の道」
...欲しい物をなんでもねだればよかったのにさ」雨のしずくがたれるので...
山本周五郎 「季節のない街」
...やがて賊徒も鳴りをしずめた...
吉川英治 「私本太平記」
...一刻、軍馬もしずかに、蝉時雨(せみしぐれ)の声のみがつつんだ...
吉川英治 「新書太閤記」
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