...前のしくじりに懲りて...
大町桂月 「猫征伐」
...むろんプスのしくじりからも来てゐますが...
鈴木三重吉 「青い顔かけの勇士」
...ひとの失敗(しくじり)を自分の幸福(しあわせ)にするなんて...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...その新村氏が最近一つの失敗(しくじり)をした...
薄田泣菫 「茶話」
...事務に不熱心と云うことで一年余り勤めていた会社をしくじり...
田中貢太郎 「岐阜提燈」
...」「大変な失策(しくじり)をしちゃった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...がんりきの百はここでとんでもない人違いをして大失策(おおしくじり)をやらかしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...夜もう一度六軒の家を廻ったのは?」「あれは大失策(おおしくじり)さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とうとう縮尻(しくじり)やがったろう」「だって親分」「三輪の子分なんかに掛り合っているから悪いんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一相變らず捕物の名人の錢形平次が大縮尻(おほしくじり)をやつて笹野新三郎に褒められた話...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...島吉兄哥は飛んだ縮尻(しくじり)をするところさ」平次は諄々(じゆん/\)として説き聞かせました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それくらゐの縮尻(しくじり)は氣の廻る惡人でもよくあることだ」「――」「さて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...曲者の大縮尻(おほしくじり)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...夫れは大失敗(おほしくじり)だねと筆やの女房おもしろづくに御機嫌を取りぬ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...大しくじり」「はなっから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...「いや大失敗(おおしくじり)大失敗」後見送って苦笑しながら小助六は頭へ手をやった...
正岡容 「寄席」
...今夜のしくじりで危なくなっただな」と和助が云った...
山本周五郎 「青べか物語」
...バックがしくじりをやるたびにおしりを咬むのであつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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