...と色めいてざわつき出す...
泉鏡花 「歌行燈」
...このあたりは大竹藪(おおたけやぶ)風にざわつき...
太宰治 「新釈諸国噺」
...それでも外のざわつきはもはや靜かになつたらしく...
田山花袋 「道綱の母」
...ザワザワざわつき...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...のらに向いて壁のようにたつ林の一面はすべてざわざわざわつき...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...一度にざわつき出した...
夏目漱石 「永日小品」
...一度にざわつき始めていた...
夏目漱石 「明暗」
...第九夜世の中が何となくざわつき始めた...
夏目漱石 「夢十夜」
...そのうちに一同があたふたとざわつき出して...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...師走来て皿の白さの世となりぬ少女の如く驚かねども十二月となれば世の中がざわつき...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...かすかに聞こえたのは通りのざわつきか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...ベネチア風食堂がざわつき出したのが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...鈍い光に照らされ半裸体の男でつまっている狭い檻の内部がざわつき出した...
宮本百合子 「刻々」
...病院は今ごろから九時ごろまでいつもなかなかざわつきます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ざわつきでしましょう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ざわつき帰る人びとに押されて...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...青葉がざわつき出す...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...青葉がざわつき出す...
吉江喬松 「山岳美觀」
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